ステロイド配合の有無による効果の違い

痔の改善に使用する市販薬には、ステロイドが配合されているものと、配合されていないものがあります。ステロイドによって、痔に対する効果がどのように違ってくるのか、メリットやデメリットなどを、見ていきたいと思います。

ステロイドとは?

ステロイドの事を知らないと言う人も多いので、まずはステロイドの事を少しお話したいと思います。ステロイドは「副腎皮質ホルモン」を合成した薬で、強い効果があるとされています。

炎症などに対して、かなり強い効果が出るので、治りは早いというメリットがあります。しかし長期間使用してしまうと、副作用が出てしまって、皮膚が赤くなったり症状が悪くなったりする事もあります。正しく使用する事で、適切な処置が出来ると言う面では、有効なステロイドですが、間違った使い方をすると、副作用で苦しむこともあります。

ステロイド配合薬

痔に対してステロイド配合の外用薬を使用するというのは、どういった時なのかといいますと、症状が酷い場合です。痔の腫れがかなり大きい、痛みがとても強い、出血がかなりあるとう場合には、ステロイド配合薬を使用すると効果的です。

ただし、化膿していない場合に限ります。化膿している部分に使用すると、悪化する事があるからです。

ステロイド非配合薬

ステロイドが含まれていない外用薬は、腫れや出血、痛みがそこまで辛い状態ではない場合です。炎症に対する作用はステロイド配合と比較するととても緩やかなものになります。ステロイドが含まれていない外用薬には、「グリチルレチン酸」が使われている事があります。

グリチルレチン酸は、生薬である甘草由来の成分になっています。もちろん炎症を抑える作用はしっかり発揮してくれますが、稀に大量に使用したりすると、副作用が起きます。手足のむくみや、血圧上昇などの副作用が出てくる人もいますので、正しい使い方をしてもらえればと思います。

どんな薬にも言える事ですが、使用を続けていくうちにおかしなことがあったら、すぐに医師に相談をするようにしてください。

Posted in 市販薬

関連記事